2010/02/14

アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 感想

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普段こんな記事書かないけど、まぁあとで自分が見直した時のためにも残しておこう。

3も無事発売され、新規ファンが1・2に興味を持ってここに来る可能性を考慮しつつ、ネタバレは控えめで書きます。

2の発売からだいぶ時間開いて、結局3が発売する前日にクリアするなんてことになりましたが…まさかここまで良い物だとは思ってませんでした。
まず言うとEDの「EXEC_with.METHOD_METAFALICA_」でガチ泣きした。サブタイトルにもなっている創造詩メタファリカをめぐるお話は、深い感動を与えてくれました。

1をクリアした人なら分かると思いますが、あれもエロで釣りつつストーリーは王道でしっかりしたもので中々の評判を得ました。
売りにしていた音楽・ヒュムノスはもちろん、話題となったエロ要素…狙ったような台詞やシュレリア様のバイナリ野などの印象が強く、2も初めはエロ要素を意識しつつスタートしました。
そしてそこに期待したのが大きな間違いであると気付いたのは、全5章のうち1章の半分過ぎたあたりだった…

■世界観・設定
塔にへばりついて生活していた1の世界「ソル・シエール」を知っていると、塔がある世界の生活レベルはどこもあんな感じだと思ってました。
ダンジョンや街はRPGゲームとして誰もが想像できる普通の生活レベル。特に街に関してはどこも綺麗な街の印象が強かった。

しかしその1から2年後の2の世界「メタ・ファルス」は今にも崩壊しそうな世界…塔は未完成で碌に機能せず、パスタリアこそ繁栄してるものの他の街はどこもボロボロ。
そんな世界を救うためには新たな大陸を紡いで移住するしかない。その大陸を紡ぐための詩が「メタファリカ」。新たな大陸を夢見るメタ・ファルスの住人たちが、我慢しつつもメタファリカを望み、日々不満をためていく様子は生々しかった。

■ストーリー
そんなメタファリカをめぐるストーリーは、世界観や設定もあって1よりだいぶシリアスな印象を受けます。
メタファリカや大鐘堂のやり方に悩む御子クローシェ、そして幼少の頃妹と生き別れたヒロイン・ルカと母レイシャの家族のお話…
ヒロイン二人を軸にしてストーリーが展開していったため、1のように3人目が来たら2人が空気になったとか、そんなことはありませんw

主義こそ違えどメタ・ファルスのために、という思いで様々なキャラが絡み合う先の読めない展開がとても楽しく、適度な緊迫感を生んでいます。
この緊迫感と、作品独特の調合や会話といった要素が緊張をほぐし、シリアス過ぎず穏やか過ぎずという良い感じの雰囲気がありました。
PHASE1~2あたりがちょっと冗長だったのは否めませんが、PHASE3からは夢中になりました。

■演出
1と大きく違うのはやっぱり演出に尽きる。戦闘が派手になったというのも当然ですが、詩魔法演出の増加、ドット絵のキャラの動き、使用されたアニメの出来の良さ、そして何よりヒュムノスとストーリーと演出の絡み具合が凄い。
それぞれがお互いに引き立てあって印象を強くさせたのが個人的に2を気に入った要因の一つですね。
インプランタ、ハイバネーション、永久に結ひて、VIENAにメタファリカ…どれもこれも鮮明に思い出せる。

■キャラクター
基本的にはキャラゲーなアルトネリコですが、2のキャラはどれも好きになれました。メインキャラはそうなんですが、今回はサブキャラが特に濃かった気がする。
特にシンシア、空猫あたりはヤバかったですね。あの二人のおかげで調合が凄い楽しみだった。
さーしゃは物凄い良い子だし、1に引き続き登場スピカさんは1をクリアしてると3人目・ジャクリとの会話が凄い楽しめます。
無駄にグリリバなタルガーナ、テラコヤスなアルフマン、フレリアのバイナリ野で化けた変太…じゃなくてチェスター等、1に負けない良いキャラが勢揃いしたと思います。

ヒロイン・ルカとクローシェに関しては…ここが2の評価を分けてる要因の一つでもありますね。特にルカなんかは…
自称ドロデレのヒロイン・ルカは本当に腹黒く受け止められるので嫌う人も多い。自分は好きですよ?そういう人間臭さあってのアルトネリコヒロインですし。
ルカもクローシェも、後半に行くにつれて本当に精神的に成長しますし、そういう観点で見てあげるのも良いかと。ハイバネーションの最中、二人でメタファリカの丘へ行くあのイベントは個人的にはツボ。

そして3人目ジャクリ…正体は1のラスボス・ミュール。1から2年後、スピカと共にメタ・ファルスの地へ来ました。1をクリアした人ならばやはりジャクリルートは見ておくべきでしょう。
EXEC_with.METHOD_METAFALICA_」で泣いた後にまた「こころ語り」で泣くという…お母さんには幸せになってもらいたいもんです。

■音楽
ヒュムノスでは前述のインプランタやVIENAもそうですが、ヒュムノスでない「聆紗の子守唄」や「Hartes ciel, melenas walasye」も好きですね。
一つ一つの曲は1より印象薄いけど、ストーリーと絡めると2の方が凄いというか…とにかくそんな印象。
あとはヒュムノスだけでなくBGMもとても良かったと思います。「晴れ渡る空のように」や「ざわめく動悸 ~クローシェ~」はとても気に入ってます。


■まとめ
乱雑になっちゃった感があるけど、とにかく2は久々に自分のドツボにハマりました。
ヒロインの描き方を気に入るかどうかが分かれ目でしょうが、1や3をやった人にはぜひ2もやってほしいですね。
小説版も出てますが、あるキャラの視点からのラストシーンを描いたものです。クリア後に絶対読むべき。

また資料集が届いたら2やろうかなぁ。

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