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2014/12/23

天体のメソッド 第12話 「円盤のない町」

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まさかの衝撃的なアバンの入り方で、久々にアニメ見ていて頭をガツーンと殴られたような気分になった…!
円盤のない町という今回のタイトルが示すのは、前話の冬の続きではなく、なんと1話の始まりへと戻った世界。


最初はループ構造に巻き込まれたかと思ったけど、どうやら「円盤のない町」という過去の改竄という形で、一方的に夏へと戻されたようだ。
とにかくこの点だけでも驚くべき点がいくつもある。まずはこの「改竄された世界へのスリップ」という非日常要素
ここまで円盤とノエルという非日常要素はありながらも、それが乃々香たちに何か直接的な影響を及ぼすものではなく、風景の一部であり、ノエルは登場人物の1人でしかなく、非日常要素という点においてはほぼ影響も何も無いに等しい存在だった。
その流れで来て残り2話というところで、突如このような非日常要素をぶっこんで来るこの展開。これまで丁寧に描いてきたからこそ使える手法であり、まんまと面食らう展開に驚きを隠せない。

次にこの一方的なスリップを行う構造を用いた久弥直樹という存在。もちろん、彼が過去ゲームライターでKeyに所属していたという背景を踏まえた上での話である。
今回の感想で「実にKeyらしい、久弥らしい」という感想を各所で見ることができ、事実この「ノーマルエンドクリアしてタイトルに戻ったらニューゲーム+が追加されてた」感じはKeyのゲームらしい展開だと自分も思う。
そんなゲームライターとしての性質が残っている事も驚きだし、こういう構造を取るのはAIRなりCLANNADなり智アフなりリトバスなりKeyらしくはあるけど、その「らしさ」は寧ろ久弥が抜けた後の、麻枝准が取る「らしさ」なのである。
しかし「天体のメソッド」は久弥脚本…このだーまえ的構造を久弥が取るとは本当に予想外で、やっぱり今でもこの2人は互いに意識しあってるのではないかと思ってしまう。

「solaは最後まで仕掛けてきたし久弥脚本だから最後までわからない」という5話くらいまでにあった感想を見たときは、
むしろ久弥の本分はsolaで言えば4話、天メソで言えば6話みたいな日常回であり、Kanonもそういう所がウケたと認識しており、そういう意外性はだーまえの領分だと思っていた。
そしてsolaは「久弥のAIR」を描く以上取らざるを得ない意外性だと思っていたけど…ここに来て自分も、その認識は改めざるを得ない。

さて、何ゆえ改竄された世界へのスリップがなされたのか疑問ではあるが、こういう疑問に一々突っ込むのは野暮かもしれないし、「乃々香が記憶を受け継いだまま飛ばされた」という事実があれば問題ないのかもしれない。
しかしそれでも気になるものは気になるもので…このスリップは誰が起こしたものなのだろうか。5人たちはノエルがいなくなって欲しくなかったのだからむしろ円盤のない世界は望まない。
ではノエルが起こしたのか?しかし円盤のない世界は、その円盤の因果をも無かったことにしてしまい、「みんながにっこり」を望むのに汐音が引っ越してしまう世界では望みに反している。
ただこれまでノエルが言ってきた円盤が消えるということが、円盤のあった世界から円盤の因果をも消してしまうということであれば、円盤のあった世界はほんの一瞬の、父の言うような夢を見ていたような奇跡でしか無いという事実…
もしかしたら、「みんながにっこり」という一瞬の奇跡が叶い、消えた後は円盤の因果も消え、乃々香と汐音も「円盤がないのが当然」と認識して過ごす世界にスリップするのが正常な世界の動作だったのではないか。

円盤の因果が無いと、しいはら本舗は普通の土産屋だし、水原兄妹は喧嘩することもなく仲が良いし、ノエルとの約束がない汐音は親に言われるまま引っ越してしまい…
しかしバグ的動作でもある「記憶を受け継いだ乃々香と汐音の存在」が記憶を受け継いでいるのは、他3人と違って幼少時代にノエルと大きく関わっていた点であるのは間違いないだろう。
中学生になってから関わりのある3人もどこか引っ掛かりを感じているのは、乃々香と汐音ほどではないにしても深い関係を持つことができたから。
そういう中で迎える最終回、麦わら帽子に白ワンピースで正ヒロイン感MAXな汐音は、今の乃々香にはこれ以上ないくらいの頼れる親友に見えたことだろう。

前回までので、あと2話でもう一回円盤呼んで終わる予定調和かなと思いきや…こういう変化を付けてくるのは本当に驚き!
恐らく最後はそうなるだろうとは言え、こういう構造を取り入れるのは全く予想してなかったから頭をガツーンと殴られた感覚とはこのことです。
メンタル最強乃々香もだんだん心折れて来ての汐音参上はどれだけ心強かったことか。乃々香と同じタイミングで記憶に齟齬を感じたとしたら、いきなり引っ越し先でそれを感じて1日ですっ飛んでくる汐音の様子を思い浮かべるとやっぱり誰よりも乃々香思いですねぇ…間違いない…
前回でも語られたとはいえ、引っ越さずに留まっていたのは乃々香とノエルの約束があったからで、円盤がないと引っ越す羽目になっているとは…

これまでの最後はノエルカット、次回予告もノエルだったのに前回でそれが乃々香に変わったのはやっぱり消える感上げるための演出でしたねぇ。
とうとうノエルが一度も出ない12話となってしまったものの、円盤のない町で乃々香と汐音は最終回で何を見せてくれるのか…
そしてBDマラソン確定です。

ソナタとインターリュード
ソナタとインターリュード

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